MOG-A1菌精製水処理における
    多様な微生物不活性化実証。


   オートクレイブしたハイポネックス培地のフラスコを開栓
   開口してMOGーA1菌精製溶液を5cc注入。

   空中浮遊する多様な微生物の活性繁殖を観察。
   処理 20日経過したが、1種類の菌のみコロニーを発生。

   青カビ、クロカビ、その他の空中常在微生物は
   ほとんど不活性化している。

  
  ##このことは家庭生活用品の防カビ、防臭資材、
     細菌不活性化も可能であることを示唆している。

 MOG-A1菌が占有支配したエリアでの多様な微生物不活性。

    この写真は、ハイポネックス培地にMOG-A1菌が繁殖した状態の
    フラスコを開栓して放置したもの。

    多様な空中浮遊微生物がこの開栓した開口部からMOG-A1菌のコロニー上に落下
    するが、1種類の微生物のコロニーも見られない!


    これを圃場に再現すれば、空中浮遊病害菌が圃場に落下しても、
    胞子が発芽することはない。
    MOG-A1菌による胞子の不活性化。
    これがようやく可能になった。

  青カビを「不活性化」したMOG-A1菌。

    青カビの阻止円を突破して、青カビのコロニーに、
    MOG-A1菌の菌糸を伸ばし、
    青カビの増殖を抑止している。

    ペニシリン・・・。
    MOG-A1菌は、抗生物質を乗り越えた。

 bacillus菌 納豆菌を不活性化(休眠)せている木材腐朽菌 MOG-A1菌。

   培養基に2個の納豆を植え付け後、MOG-A1菌を植え付けた。

   bacillusが繁殖する前にMOG-A1菌がエリアを占領して、
   納豆にもコロニーを形成。

   MOG-A1菌の強い「不活性化」の能力を示唆している。

 供試材料
   木材腐朽菌による完全無農薬栽培2年のイチゴ圃場土壌
   
 試験方法
   上記土壌を精製水で懸濁液を作成。
   この懸濁液をハイポネックス培地 オートクレイブ培養基に5cc添加。
   最低温度 5℃ 最高温度20℃  室内培養。

  培養開始日 2018年3月9日
  写真          3月19日




  木材腐朽菌以外の多様な微生物のコロニーは1個もない。
  木材腐朽菌により「不活性化」されている。


   完全無農薬栽培を行うには「多様な微生物活性」ではなく、
   多様な病害菌を不活性化することである。

   MOG-A1株菌の発見で、イチゴの生態系完全無農薬栽培の可能性が実証された。
   他のほとんど植物、作物において、この技術は応用できる。
   

 2年間木材腐朽菌による完全無農薬栽培を行った圃場。

   ここから土壌を採取してこの土壌における
   微生物生態、活性を試験した。
土壌微生物。
 有機農法。

作物栽培において土壌環境は、物理性、化学性ついての検査は・・・血液検査、ドーピング検査で見られるように素晴らしい進歩である。
しかし、生物性・・・については、土壌微生物の生活、生態系の中での菌社会、複雑性は、現在の科学では手に負えない。
これまでの微生物の研究は「単離」で進んできた。
病原菌の特定は「単離」で証明してきた。
この手法では、植物の生育、収量に関係する微生物は特定できない。
病害菌は特定できても・・・。
菌の複雑社会は解明できないから、病害菌を「殺菌」するという思考で、植物の病害を防止してきた。
化学農薬による防除は、耐性菌の前に敗北。
ならば、堆肥、有機物を施与して、土壌内に多様な微生物を棲めるようにして、微生物を活性させ、
その結果土壌の物理的、化学的条件を改善させることで、植物を丈夫に育て、結果として病害虫に犯されにくいようにする。
多様な微生物の活性。
これが、現在の有機農法の基本的思考である。

しかし、これには大きな「盲点」がある。
多様な微生物の中には「病害菌」が含んでいることである。
病害菌を不活性にするシステムが現在の有機農法には欠落している!
ミソもクソも一緒で、この理由で有機栽培では、連作障害を克服できない。
無農薬栽培を永年にわたって継続維持できない。
一次的に成功しても継続できない。
病害菌との戦いのゴールが見えない。


日本再生循環緑化研究所 宇井 清太は、この「盲点」の解消を研究してきた。
屋久島 7000年の大王杉の生態系である。
この杉を育んだ菌社会である。
木材腐朽菌による炭素循環が、7000年・・・1本の杉を育んできた。
盲点は「木材腐朽菌」である。


そういうことで、新発見した「木材腐朽菌」のMOG-A1を用いて成功した完全無農薬イチゴ栽培の圃場における、
多様な微生物「不活性」の実証試験を実施した。

結論。
  この実証試験から、多様な微生物活性ではなく、有用な菌の活性であり、病害菌の不活性が、
  7000年の大王杉を育んできたことが実証された。
  木材腐朽菌の一部の菌が、日和見菌、病害菌を不活性にするシステムが、ネットワークが、
  大自然の地表に構築されている。
  この大自然の地表菌社会を「開墾」によって農地にしたことで破壊した。
  この破壊行為を千載一隅のチャンスとして繁殖したのが「病害菌」である。
  多様な「日和見菌」は、病害菌抑止の能力を具備していない。
  試験に試用した木材腐朽菌MOG-A1菌には、強力な不活性化能力が具備されている。
  この菌は、ラン科植物と共生している「菌根菌」である。
  菌根菌になれない菌では、植物の生育に積極的に関係することは出来ない。 
  菌根菌であり、しかも病害菌を不活性に出来る菌が「MOG-A1菌」である。

  今後の農業に革命をもたらす菌が・・・ようやく宇井 清太によって発見された。
  「完全無農薬栽培」が可能になった瞬間である。
著作権所有者  (有) 最上蘭園 
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MOG-A1菌による完全無農薬イチゴ栽培圃場における
                   
多様な微生物不活性実証試験
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